根管治療について
根管治療とは、むし歯が神経まで進行した場合、歯の根まで中をきれいにする必要があります。むし歯の部分を削り、歯の神経を露出させ取り除きます。その後、きれいに消毒し、むし歯の再侵入を防ぎます。むし歯の進行が進み被せ物が必要な時は、歯の土台を入れます。根管治療は天然の歯を失うことがなく治療できる治療法です。
神経を取った歯は寿命が短くなる！？
根管治療で神経を取った歯は色が変わってしまったり、むし歯になったとき気づきにくいなどありますが、他にも歯が割れやすくなります。歯に栄養を送る血管がなくなる為、枯れ木が折れやすいように、神経を取った歯も割れやすくなります。歯が割れてしまうと抜歯になる確率が高まります。こうならないためにも、むし歯を早期発見、早期治療できるように、歯科医院での定期的な検診を受けることをおすすめします。
一度歯を抜いてからまた戻す！根の治療がうまくいかないときは、「再植」で延命しましょう
根管治療は非常に難しい治療のひとつで、海外では一般治療と分けられ専門のドクターが治療しているほどです。しかし失敗したからと言って抜歯になるわけではありません。最後の手段として意図的に一度歯を抜いて、感染した部分をきれいに取り除き、再び元の場所に戻す“意図的再植術”という治療法があります。 当院では、患者さんに再植のメリット、デメリットを丁寧に説明し、納得がいく方法を選んでいただいてます。
破折歯接着治療について
「歯が折れた」は抜歯原因第３位。でも、ウチには奥の手があります。
抜歯の三大原因として歯周病、むし歯に並ぶ原因である「歯根破折」。つまり歯が折れたり割れたりすることです。歯根破折は通常抜歯をすることを進められますが、当院では「折れた歯」を救う治療「破折歯接着治療」があります。抜歯すれば入れ歯にしなくてはならないので、一生ご自分の歯で食べられるように可能な限り歯を残す治療をご提案させていただきます。
破折歯接着治療のメリット
- 自分の歯を残すことができる
- 入れ歯にならなくて済む
破折歯接着治療のデメリット
- 特殊な技術のためどこの医院でも受けらるわけではない
- 自由診療になるためコストがかかる
料金
| 破折歯再植費用 | 44,000円（税込み） |
|---|---|
| 口腔内接着費用 | 16,500円（税込み） |
| 前歯・小臼歯ファイバーポスト費用 | 5,500円（税込み） |
| 大臼歯ファイバーポスト費用 | 11,000円（税込み） |
| 自費再診料 | 550円（税込み） |
