いつ、なにを飲むか知っていますか?
こんにちは、かえでファミリー歯科です。
暑い季節になると、お子さんの水分補給が気になりますよね。
熱中症予防のためにも、こまめな水分補給はとても大切です。
ただし、飲み物の選び方や飲むタイミングによっては、むし歯や酸蝕症、肥満のリスクにつながることがあります。
今回は、夏に知っておきたい「水分補給とお口の健康」についてお話しします。
普段の水分補給は「水かお茶」が基本です
日常生活の中では、水や麦茶などで十分なことが多いです。
日本人は普段の食事から塩分を摂っていることが多く、短時間の外遊びや日常生活の中では、必ずしもスポーツドリンクが必要とは限りません。
特に、甘い飲み物を習慣的に飲むようになると、
お口の中に糖分が残る時間が長くなり、むし歯のリスクが高まりやすくなります。
夏場でも、普段の水分補給は
水・麦茶を基本にしましょう。
スポーツドリンクはどんな時に使う?
スポーツドリンクは、長時間の運動やたくさん汗をかく時などに活用される飲み物です。
目安としては、
1時間以上の運動をする時
高温環境でたくさん汗をかく時
など、汗で失われた水分や塩分、エネルギーを補いたい場面で使うとよいでしょう。
一方で、短時間の外遊びや日常生活では、水やお茶で十分な場合も多いです。
スポーツドリンクを飲んだ後は、お口の中に糖分や酸が残りやすいため、
水を飲むのもおすすめです。
体調不良の時は経口補水液を
吐き下痢や発熱、熱中症のような症状がある時は、脱水に注意が必要です。
このような時には、スポーツドリンクではなく、
経口補水液が選択肢になります。
経口補水液は、水分と電解質を補うことを目的とした飲み物です。
ただし、飲み方や量には注意が必要な場合もあります。
症状が強い時や、ぐったりしている、尿が少ない、飲めないなどの様子がある時は、早めに医療機関への相談も検討しましょう。
甘い飲み物の習慣化に注意
スポーツドリンクやイオン飲料、ジュースなどには糖分が含まれています。
中には、500mlで角砂糖8〜10個分ほどの糖分が含まれるものもあります。
甘い飲み物を毎日のように飲む習慣がつくと、
むし歯だけでなく、肥満のリスクにもつながることがあります。
また、甘くて酸っぱい飲み物は、むし歯に加えて、歯が酸で溶ける「酸蝕症」にも注意が必要です。
特に、
入浴後
寝る前
夜間
に甘い飲み物を飲む習慣は避けましょう。
寝ている間は唾液の量が減るため、お口の中の糖分や酸が残りやすくなります。
年齢別の飲み物の目安
甘い飲み物は、年齢によっても考え方が変わります。
0歳
基本的に与えないようにしましょう。
1〜2歳
極力与えず、他に代替がない時だけにしましょう。
3歳以上
飲む場合は少量にし、毎日の習慣にしないことが大切です。
学童期
学校や普段の生活では、水やお茶を基本にしましょう。
ただし、長時間の運動時などは例外もあります。
「暑いから」「汗をかいたから」といって、毎回スポーツドリンクを飲む必要があるわけではありません。
状況に応じて選ぶことが大切です。
夏の飲み物選び、3つのポイント
夏の飲み物選びで意識したいポイントは、次の3つです。
1. 普段は水かお茶
日常生活や短時間の外遊びでは、水や麦茶を基本にしましょう。
2. 体調不良時は経口補水液
吐き下痢、発熱、熱中症のような症状がある時は、経口補水液が選択肢になります。
3. スポーツドリンクは1時間以上の運動時に
長時間の運動や、たくさん汗をかく場面で活用しましょう。
だらだら飲みは避け、飲んだ後は水を飲むのもおすすめです。
まとめ
夏の水分補給は、熱中症予防のためにとても大切です。
ただし、飲み物の選び方によっては、お口の健康にも影響があります。
普段は水やお茶を基本にし、
体調不良時は経口補水液、
長時間の運動時はスポーツドリンクを上手に活用しましょう。
飲み物選びも、お口育てのひとつです。
お子さんの飲み物やむし歯予防について気になることがありましたら、定期検診の際にお気軽にご相談ください。

