お口育て〜幼児編①
みなさんこんにちは!
歯科衛生士 三橋です😀
先日息子が1歳😭✨になりましたので
【お口育て】blogも幼児編に変わります🙌
こどもの成長は本当にあっという間ですね。だからこそ、今してあげられることを全力でやってあげたいと思います😭✊
その中の1つが【お口育て】😆✨
今回はお口を育てるための【スプーンのあげ方】についてお話ししていきます🙋♀️
BLW、手掴み食べをされているお家の方もいらっしゃいますが、市や町でもらう子育てノートにもあるようにまだまだ主流なのは10倍粥からスタートする離乳食かなと思います。
お口を育てるために、からだを安定させるために、発達の事…etc考えて
赤ちゃんが主体の【手掴み食べ】を
おすすめしてはいますが、
【スプーンであげる場合】もちょっと気をつけてあげるだけで、親主導ではなく、赤ちゃん主導になります☺️✨
みなさんはどんなふうにスプーンであげていますか?
「赤ちゃんが食べやすいように…」
と思ってついつい上の写真のようにあげてしまってませんか?
→赤ちゃんのためによかれと思っているそのあげ方…実は、赤ちゃんが自分のお口を使って唇やベロの動かし方を経験できる機会を奪ってしまっているかも…😱
あげ方一つで赤ちゃんの唇の形も変わります!
例えばよくみかけるお口↓
上の唇がお山のような形をしています。
上の唇が閉じれないため無理にお口を閉じようとして下の唇、顎に力が入ってしまっています。
産まれてからの過ごし方や授乳の仕方、離乳食の食べ方などでお口をあまり使う経験をしてこなかった赤ちゃんはお口周りの筋力が弱く、このようなお山の形をした上唇になりやすいと言われています。
お口周りの筋力が弱いとお口を閉じる力も弱いため
お口ポカンにもつながります。
お口ポカン→口呼吸→お口乾燥→歯の着色や虫歯の原因に
また、歯を挟んでいるベロと唇の力のバランスが崩れるため歯並びが悪くなりやすいのです😢
じゃあ【お口を育てる】スプーンのあげ方は?
↑
①まずしっかり食べ物を見ること👀
何を食べるのか認知させることが凄く重要💡
↑これはお母さんを見てしまって食べ物を認識していませんね。
⚠️実際に自分達が食べる時にどこなら見やすいかやってみてくださいね🎵
⚠️ただお口に運ぶだけだと何を食べていてどんな味なのかわからない…それって視覚や味覚が発達しているといえるかな…?
↑
②下唇にスプーンを当てる
→赤ちゃんの上唇がきちんとおりてくる動きが物凄く重要です⚠️
口の中にいれてあげるのは赤ちゃんが楽してしまって唇が使えていません😭
③平行にゆっくりスプーンを引き抜く
→斜め上に引き抜くと上顎に食べ物をすりつけてしまうため、唇が全く育ちません😭
お口育てはべろも唇も正しく使えていることが肝心です✊
④飲み込むまで次の1口を準備しない
ついつい私もやってしまうのですが、まだ飲み込んでいないのに一口すくって準備してしまうと、次を食べようとして丸呑みに繋がります…
⑤伸びてきた手をおさえない!
↑スプーン奪われました😅
時間に余裕がないと私たちのペースで離乳食をあげたくなりますが、伸びてきた手はこどもの食べたい!意欲の表れです!ぐちゃぐちゃになるから…と手を払いのけてしまっては食べる意欲がそがれてしまったり赤ちゃん主導ではなくなってしまうため食べる=楽しい!が半減してしまうかも…
そして、スプーンは縦より横持ちがオススメ👀‼️
①スプーンの柄が口角に当たるので
お口の中に入りすぎるのを防げる
②口の端を引いて捕食するのでお口が大きく、理想の開け方になる✨
普段の何気ない【スプーンであげる】行為も
ちょっと意識するだけで、お口を育てる事に繋がります💡
お口に運んであげる=親主導の食べ方はすこし受け身な印象..
お口の入る手前でスプーンをストップして
自ら捕食しにいく=赤ちゃん主導のあげ方↓
自らの意思で食べにいくと、やる気も食いつきも唇の閉じ方も力強いです😆
スプーン食べも、どうあげるかによって赤ちゃんの意思やお口の使い方、経験値が全然違います🤩
何よりただ食べさせてもらうだけの時間が
赤ちゃんが自ら食べにいくことによって赤ちゃんの生きる力、お口を育てる素晴らしい時間に変わる😭✨
私達も食べさせてもらうより自らの意思で食べた方が楽しいですよね☺️
私も食べている時間が何よりも大好きですし、
幸せを感じます☺️✨
出来そう?やってみる?と思えたら
まずはお試しください😆
やってみると難しかったり、わからないことがあれば、ぜひ当院に受診の際に三橋までお声がけください☺️
わたしと同じように小さなお子さんがいらっしゃるみなさまと、タイムリーな子育ての心配や悩みを共有しながら自身も子育てを頑張りたいと思っていますので、ぜひお子さんの検診と合わせて子育てトーク?もしましょう☺️