こんにちは。

歯科衛生士の吉田です。

前回の続き

破折歯接着(はせつしせっちゃく)治療法

について詳しくご紹介します。

 

 

破折歯接着治療法には、

『口腔内接着法(こうくうないせっちゃくほう)』と

『口腔外接着法(こうくうがいせっちゃくほう)』の

2つがあります。

 

口腔内接着法は、歯を抜かずに

歯の内部から破断面(はだんめん)に

接着剤を流し込み修復する方法です。

この方法は小さな歯の割れにしか有効では

ないため、当院ではほとんどおこなってい

ません。

 

 

 

 

口腔外接着法は、大きな歯の割れや複雑な

割れの場合におこないます。

割れた歯を抜き、お口の外で破断面を見な

がら接着剤で修復し貼り合わせます。

修復した歯を元の位置に戻し、

歯をいったん隣の歯と固定し定着を

待ちます。

1週間ほどで抜け落ちることはなくなり、

1ヶ月もすると食べ物を噛むこともできる

ようになります。

こうした方法で割れてしまった歯を残す

治療が『破折歯接着治療法』です。

 

 

抜いたり戻したりときくと、

「かなり大きな手術なのでは?」と不安に

思うかもしれませんが、

治療時間は1時間〜1時間30分ほどで

終了します。

また一般的な治療でおこなう部分麻酔と同

じように、患部にしか麻酔はしないため、

治療終了後もすぐに帰宅できます。

個人差はありますが、麻酔がきれた後に、

薬が効かないほど痛いということもありま

せん。

 

メリットの多いこの破折歯接着治療法です

が、残念ながらまだこの治療法は保険適用

外なのです。

 

 

治療費など気になる方は、

当院ホームページをご覧ください。

 

破折歯接着治療法についてもっと詳しく知りたい方は、

PDM札幌のホームページもご覧ください。

https://nukanaide.com

 

かえでファミリー歯科