お口育て〜新生児編③
こんにちは!歯科衛生士 三橋です。
(現在育休をいただいております🙇♀️)
今回は「ラッチオン」の続編です!
(ラッチオンって何?と思った方は前回の「お口育て〜新生児編②」をご覧ください。)
ラッチオンの時の「姿勢」について〜
どちらがラッチオンをしやすい姿勢だと思いますか?
答えは赤ちゃんが「も」の字の姿勢になっている左の図です。
「も」の字の姿勢は、
・ラッチオンがしやすい
・赤ちゃんが自ら口を開けて吸い付きやすい
・顎がひけるためのみこみがしやすい
・お母さんも楽ちんな姿勢
また、授乳時に親が赤ちゃんの口に
乳首をいれにいく親主導スタイルだと
赤ちゃんは大きく口を開けにくいため
ラッチオンにはなりづらいと言われています😭
(※個人差はあると思います)
赤ちゃんの発達のためには「親主導」よりも、
赤ちゃんが口を大きく開けて、自ら乳首を探して口にふくみにいく「赤ちゃん主導」が理想的とのこと😳
私がお世話になった産院では、
赤ちゃんがお口を開けた瞬間に
乳首をふくませるようにと指導を受けました。
それに、産まれてすぐの赤ちゃんに
「自ら探して飲んでね。」というのは
さすがに難しいですよね。
私は産まれてすぐの頃は、乳首を口にいれてあげる親主導で行いました。
(乳首を深くふくむようにだけは気をつけていました。)
そして、赤ちゃんが自ら探す「赤ちゃん主導」の哺乳は
おっぱいを飲むのが上手になってきたなと
思ったタイミングから実践しました。
☆私が授乳をする際に気をつけていること☆
「ラッチオン」は赤ちゃん主導が理想とはいえ、
赤ちゃん任せにはせず、
赤ちゃんが飲みやすそうかよ〜く観察をしながら、
私も姿勢を正すように意識しています!
授乳姿勢で注意したいのは、
上の図のように、赤ちゃんが一直線になってしまうことです。
口と胃が一直線になると赤ちゃんの顎は上がり、
乳首をくわえにくく浅飲みになってしまいます。
人間って寝転がって飲めないですよね?!
大人でもむせてのめないように、
赤ちゃんも顎があがる姿勢だと
飲みづらい+正しい飲み込みができません!
『西川歯科(赤ちゃん歯科) 西川先生資料より。』
授乳をする時は、テレビや携帯にすぐ目を向けるのではなく、
まずは赤ちゃんの目と身体をみつめて、
赤ちゃん目線になって
自分だったら飲みやすい姿勢かどうかを
意識してあげることが大切です。
・赤ちゃんと目を合わせる
(↑愛情ホルモンがたくさんでます!
このホルモンは母乳の出を良くしてくれるだけでなく、
お母さんの愛情を赤ちゃんが感じるのでリラックス効果もあります。)
・赤ちゃん観察(スキンシップ)
話しかけたり触ったりしてコミュニケーションをとる
(日々成長中なので写真をとるのも良いですね。)
(授乳以外でも、目をみて話しかけるよう意識していたら
生後1ヶ月でも、「あー」とか「んー」とか
喃語で返してくれるようになりました😳)
とはいえ、
授乳は1日に何回もあるので
毎回赤ちゃんに「全集中!」というのは大変ですよね。
夜中の授乳や疲れている時は
無理せずに身体を休めたり、
携帯をみて息抜きしたり
自分時間にあてるのも
もちろん正解だと思います🙌
授乳時間は誰にも変わってもらえないですしね。
理想の過ごし方通りにいかない時があっても
携帯をいじっている時があってもいいと思います!
自分を責める必要は全くありません!
(私も今、授乳をしながらブログを書いています)
でも、昼間の授乳時間や、心に余裕がある時は
1日一回でもいいので、
授乳の姿勢+ラッチオンを意識!!
そして赤ちゃんを見つめて、
「大好きだよ〜!」と愛情のシャワーを
たくさんかけてあげましょう😆
適度に肩の力を抜いて
「授乳」= 愛しい赤ちゃんの独り占めタイムを
楽しみましょうね☺️💓
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊