お口育て〜乳幼児編⑨
みなさんこんにちは。
歯科衛生士 三橋です。
(現在育休をいただいております🙇♀️)
さて今回は
『手掴み食べ』実践編です🙋♀️
*準備するもの
・包丁とまな板と鍋
・大判レジャーシート
・汚れる覚悟😂👈これが一番重要です
※不要なもの
・すり鉢やミキサー
・自分で座れるようになってから離乳食を推奨しているため、座れないのに座らせてくれるバ〇ボやハイチェアなどはおすすめしません。
①食べる時の環境づくり
食事の正しい姿勢は脇を閉じて体幹と頭位の安定をとることが大切です。
そのため、脇を閉じて食べられない&腕の動かし方に影響を及ぼしてしまう
シリコンタイプのエプロンはおすすめしません。
奥歯が生え揃うまでは、
できればあぐらか正座の姿勢が望ましいため
地べた食べをおすすめします!
誤嚥防止のために背中をまっすぐにして、
横から見た時にお尻と背中が90度になるようにしましょう🙌
離乳食はあくまでも赤ちゃんが主役!
大人の過ごす環境に合わせて椅子に座らせる時点で、
既に赤ちゃん主導ではなくなってしまいます😳
離乳食で大切なことは、赤ちゃんを自由にさせてあげることでしたよね☺️☝️
椅子に座らせると動きが制限されるので、
窮屈に感じて食事どころじゃなくなってしまう子も😅
そして椅子に座らされている状態だと、
必ずもたれて座るようになります。
もたれて座った状態で食べると…
噛む位置も変わってくるので片側だけで噛むクセがついてしまったりと、
噛み合わせや歯並びにも影響します😱
また、食事に集中できるようにおもちゃは片付けて、テレビは消しましょう🙌
②食材や調理法
ポイントはお口より大きめにカットすることです☝️
はじめはお口にいれすぎてしまうかもしれませんが、
吐き出したりオエっとなっても大丈夫です。
たくさん経験して、学ぶことで少しずつ自分の一口量を覚えていきます🙌
こどもが持ちやすい形や大きさを心がけて、
固さは指で潰せるくらい柔らかく蒸すor煮ます🙌
小さく切ったりミキサーにかけたりする手間を省いてお母さんも楽しちゃいましょう♪
お口をしっかり使うことが
噛むトレーニングになっています😳💡
食材に包丁をいれるほど、
具材は小さくなりお子さんがお口を使う頻度を少なくしてしまいます⚠️
※与えない方がいいもの※
潰す前につるんとのみこめてしまうもの
ミニトマト・こんにゃく・もち・ピーナッツ等
そして『手掴み食べで大切なこと』は
①食への興味や意欲・楽しさを感じてもらいたいので,
こどもの興味のまま自由にやらせてあげる
②安全面の配慮
決して目を離さずに見守ること。
食べることが初心者の赤ちゃんは、
たくさんオエっとなりながら食べるスキルをみにつけていくので、
あたたかい目で見守りましょう🥺
※オエっとなるのは正常な反射のため、決して焦らないことが大切です。
息子は意外なことにオエっとならずに拍子抜けしましたが😂💦
息子は離乳食を始められる発達段階になるまで、
あぐあぐ練習をゆるーくやっていたので、
離乳食をはじめる前に既に10種類以上の野菜の食感や感触を経験済みでした。
これは個人の感想ですが、もしかするとその経験があったから、
オエっとなりにくかったのかもしれません。
※嘔吐反射が起きやすい子もいれば、起きにくい子もいます。
あぐあぐ練習をたくさんしたから嘔吐反射が起きなくなるというわけではありません。
ただし、おえっとならずとも
終わった後の大惨事はお約束でした😂笑
ぐちゃぐちゃすぎて食べれてるのかどうかよくわからないですが…
うんちにでてくるのでちゃんと食べれているのかわかります😂
形のままうんちで出てきても大丈夫です🙆♀️
どうせ汚れるのでエプロンはつけなくなりました。
ダイソーで買った大判レジャーシートが大活躍してます😂
今後は一通りのお野菜を経験させたら、
甘味の強いさつまいもやかぼちゃなどをたべさせていこうと思います🙋♀️
※もし便秘が数日続いたら、一旦手掴み食べをお休みして様子をみましょう
さすがにお豆腐を食べさせた時は
レジャーシートの上でなぜか
お豆腐がポタージュ状になっていて😳💦
あまりの惨状に
思わず悲鳴をあげ😂
わちゃわちゃとお風呂場へ直行しました。
スプーンで与える離乳食だった娘の時よりも、
手掴み食べで自ら食べている息子のほうが、
離乳食への食いつきが全然違います😳
食べたい!と思う気持ち、生きようとする力が逞しい😂💡
かなり汚れますが、、、
今のところ楽しそうに食べてくれているので良しとします😊🙌
ただ、、、わたしに余裕のない時は絶対にお豆腐だけはやめようと心に誓いました😂💦