お口育て〜乳幼児編⑧
みなさんこんにちは。
歯科衛生士 三橋です。
(現在育休をいただいております🙇♀️)
前回は
赤ちゃんの発達段階に合わせた
『離乳食をはじめるタイミング』について
お話ししました。
今回息子に実践中の
手掴み食べをおすすめする理由についてお話しします🙋♀️
それは
赤ちゃんが自分で食べたい!と思う気持ちを引き出せる方法だからです💡
離乳食でよく聞く「食べてくれない」問題も
実は調理方法や献立の問題ではなくて
食事が楽しい!と思う
赤ちゃんの食への興味や意欲がポイントかもしれません😳
親のタイミングで親が管理しながらスプーンで食べさせる親主導の離乳食と
赤ちゃんが自分の目で見て触って口に持っていく赤ちゃん主導の離乳食との違いに答えはあります☝️
それは
『自由』です😳
私達大人だってあーんってたべさせられるより、
自分で自由に食べたいですよね😳
親のタイミングで親が決めた食べ物を親が良かれと思い
勝手に決めた1口量を口にいれられる制限つきの食事と
とにかく自由にたべられる食事。
どちらが楽しく食べられるでしょうか?😂
離乳食期の赤ちゃんは好奇心旺盛で
手を伸ばして掴んだものをなんでも口に持っていき確かめることで、
食べても大丈夫と安心することを経験しています。
離乳食はじめたはいいけど
食べてくれない、、、
離乳食がすすまない、、、
と悩んでいる方がもしいらしたら
まず自由に食べさせてあげることをおすすめします☺️☝️
※手掴み食べはちょっと、、、とスプーンであげたい方でも
なるべく親主導ではなく赤ちゃん主導であげると
食べさせられる食事から自分から食べる食事に変わるので、
赤ちゃんも楽しく食べられますね☺️
注意してもらいたいのがこの伸びてきた手を抑えないこと☝️
伸ばされた手はこどもの食への興味・意欲の表れです!
汚されたくないから、危ないからとついついその手を抑えてばかりいると
知らないうちにこどもの食への興味や関心が薄れてしまい
のちの偏食や少食に繋がってしまいます😱💦
↑これ長女の時にけっこうやってしまっていたかも😭
食べることは生きることに直結します😳☝️
つまり、食べることが楽しいと感じる食卓で育つこどもは、
たくましく生きていく力が身につきます😆
従来の離乳食をあげているけどなかなか進まないという方や
手掴み食べのハードルが少し高く感じる方は
まずは汚れることは気にせず
(これが難しいんですよね😂☝️💦)
みんなで食事を楽しむところから始められたらいいと思います😊
ちなみに従来の離乳食では、
まず重湯や10倍粥からあげるように推奨されていますが、
私は味覚を育てるためにも、10倍粥からはあげていません。
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お米の甘みを知る前に様々な野菜の味に触れて、
野菜の甘味を感じてもらうことが凄く大切だからです。
例えば
かぶや大根といった淡白なお野菜から
小松菜・キャベツの芯やごぼうといった
あおくささやえぐみなどがあるお野菜などがおすすめです☺️☝️
まだ甘味の強いものを知らない息子はピーマンもパクパク食べます☺️
さつまいもやかぼちゃ、果物、お米など甘味の強いものをはじめに覚えてしまうと
それが味覚の基準になってしまい味覚が育たずに
偏食に繋がってしまうため注意が必要です🥶
できれば味覚が形成される3歳までは、
調味料を含めて塩分やお砂糖は極力与えないように注意したほうが良さそうです😱💦
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味覚の窓が開かれている時期に、
野菜の旨味や味の違いをたくさん経験させることで、
素材そのものの味を美味しく感じられるようになるため、
その後の離乳食がスムーズに進みやすくなります💡
次回は手掴み食べ実践編です🏃💨