靴選びもお口育てへの1歩①〜合わない靴を履いているとどうなるか〜
皆さんこんにちは!
歯科衛生士三橋です!
(現在、育休をいただいております🙇♀️)
朝晩めっきり寒くなりましたね〜
みなさんは体調いかがお過ごしでしょうか
我が家の次男坊がそろそろ3ヶ月を迎えます😆本当にあっという間です🤣
長女&長男はこの気温差にやられ
風邪っぴきさんなので、うつらないように何とか頑張ってほしいです😭
(ピースが出来るようになりました👏)
プライベートなお話では、最近長男が保育園→幼稚園に転園しました。
園が変わると準備するもの&名前書きがたくさんで大変ですが、そのタイミングでついつい面倒で先送りにしてしまう靴のサイズを確認できました😳
自分の足に合う正しいサイズの靴をはくことは、足の使い方や呼吸、姿勢に関係し、さらに歯並びにも影響します。
なので、我が家ではお洋服よりも靴重視です✊
子供の服や靴は、親が気づいたタイミングで、サイズアップするというご家庭がほとんどだと思います。
特に靴に関しては、多少小さくても大きくても履けてしまうものなので、ボロボロになっていたり、足が痛かったりとよっぽどでないと子供自ら靴買って!とは言わないですよね…
ですが、足に合わない靴を履き続けてしまうと、歯並びや姿勢、呼吸に生涯影響を及ぼします。
そうならないためにも、足の成長が未発達な幼少期には、特に注意して靴を選んでいただきたいのです。
靴選びに関して、
お伝えしたいことが山程あるので
3つの記事に分けてお話ししたいと思います🙇♀️
当院に矯正治療やMFT(お口のトレーニング)で通っている場合、既に【靴選び】プリントをお渡しさせてもらっているご家庭もあるかもしれません🙂
(まだもらっていない!という方がいらっしゃればスタッフにお声がけくださいね😊)
ではここらへんで、
なぜ靴がお口育てと関係しているのかを掘り下げますと、、、
身体を支える土台部分=[足]がうまく使えないと土台がグラついて姿勢は崩れます。(基礎がしっかりしていないお家が不安定なのと一緒です☝️)
そして、足づくりのために裸足でずっと過ごせる環境であれば良いのですが、実際には年齢が上がるにつれて、靴を履いて過ごす事が多いですよね。
靴をはいていても、足がうまく使えるように&機能するようにするためには、機能を重視した靴選び=お口育てに繋がるというわけです☺️
姿勢が崩れると…
☆お口ポカン
☆噛み合わせがずれる
☆歯並びにも悪影響
etc….
靴のサイズや靴の機能によっては
足の動かし方(使い方)が変わるため、
靴選びはとっても重要です!
【靴のサイズが合ってないとどうなるの?】
子どもの足は軟骨でできていて、厚い脂肪で覆われているため、小さいサイズの靴をはいていても、こどもが痛みを感じて訴えることはほとんどないのだそうです。
そして柔らかい足は、合わない靴に合わせて成長していってしまいます。
大きい靴の場合は、脱げないように足ゆびに余計な力が入り
筋肉の過緊張や骨の変形に…
小さくても大きくても
合わない靴は身体を支える土台(足)のピンチです←
※土踏まずの形成は3〜10歳
→こどもにあった靴と身体や足ゆびをつかった遊びがこの時期はとても大切です!
※足首やかかとが安定するのは3〜4歳
→この頃まではハイカットがおすすめ!
私の足は外反母趾+扁平足なのですが、若い頃から足の疲れが残りやすかったり、足首のケガに悩まされたり、今でも時々外反母趾が痛みます🥲
そういった経験もあり、小さい時の靴選び(サイズ)の影響は
一生尾を引くんだなと実感しています。
つまり、我が子の足を守れるのは私達親しかいないということですね✊
とはいっても、私が小さい頃でも靴を買うときには、きちんとサイズ確認をしていたはずなのになぜ足に合った靴ではなかったのか?🤔(指一本分余裕があるか確かめて靴を買ってもらっていた記憶があります。)
原因は恐らく
1つは、定期的なサイズの見直しをしていなかった事!
もう1つは、中敷きをはずして実際に足を見てサイズを確認していなかった事!
が考えられます。
靴のサイズチェックは
3歳半頃までは半年で1センチ
4歳頃からは5ミリずつ大きくなるため
3歳半までは3ヶ月ごと4歳からは半年ごとのチェックが理想です。
[中敷きをはずして確認すべき理由は、長くなるのでまた次回の記事でお伝えします!]
【靴選びポイント】
【靴選びの要点チェック】
①足の甲にしっかり靴がフィットしているか。
甲の高い部分と低い部分にそれぞれ合わせて固定してあげられるとフィットしやすいため小さいうちはダブルテープがおすすめ
②つま先はかかとをあわせて履いたときに0.5〜1.0のゆとりがあるか。
足ゆびが動かしやすくなります。(大きすぎるのは厳禁)
③靴底は柔軟にまがるものか。
かわいいかっこいい靴でも
厚すぎ、薄すぎ、硬すぎ、柔らかすぎはおすすめしません。
上の靴のように、柔軟に曲がることで、足の蹴り出しがしやすい!
足が曲がる位置で靴も曲がると裸足のように足指がのびのびと動かせる!
④体重を支えるためにかかとの芯がしっかりしているか。
かかとを踏んで靴を履くことはNGです。
機能が良い靴は、時間と手間がかかっているので
こども靴でも、けっこう高いです…
でも、兄弟間はもちろん、お下がりの靴は絶対におすすめしません。
おさがりの靴は、その靴を履いていた子の足の形や、歩き方などのクセの影響を受けてしまい、正しい成長の妨げになってしまう可能性があります。
なので、未使用に近いものや、キレイにみえる靴をアプリで簡単に購入できる時代ですが、靴だけは新しいものを買ってあげて欲しいです。
奥が深い靴選びのお話ですが、長くなりますので、次回の第2弾は実際のサイズ選びについてお話していきますね😳