お腹の赤ちゃんにできること④
みなさんこんにちは!
かえでファミリー歯科
歯科衛生士 三橋です。
(ただいま産休をいただいております🙇♀️)
最近Tシャツでも過ごせる位に
暖かくなってきましたね♪
お産に向けてなるべく体を冷やさないように
したい所ですがアイスの誘惑にいつも負けて
しまいます←
今回はお腹の赤ちゃんにできること第3段です!
「妊娠期のお口のケアについて。」
妊娠中は
①ホルモンの変化で唾液の量が変わる
②間食が増えて食生活が乱れる
↑お口の中で酸性の状態が長く続き
虫歯ができやすくなります!
③つわりの影響で歯磨きが十分に行えない
④睡眠が浅くなり、就寝中に歯ぎしりやかみしめをしてしまう
⑤唾液の性質が変化してお口の中がネバネバ
になり細菌が活動しやすくなる
など様々な要因で
お口のトラブルが増える傾向にあります。
わたしもつわりはひどいほうでした…
妊娠8週からは
吐いてばかり..(汚くてすみません)
大事とわかっていても
嘔吐感がある時は丁寧に歯磨き…とはならず
ささっとしかできませんでした。
そこで!私が実践していた方法は…
・奥歯はオエッとなるのでタフトブラシを使う!←コンパクトなハブラシです。
もしくはハブラシを縦ぎみ斜めに当てて
ハブラシのヘッド部分でささっと磨く
・体調が落ち着いている時にフッ素入りの
歯磨剤を少しつけて磨く
そして何か食べないと吐き気があったので
とにかく仕事の合間に間食のオンパレード!
(虫歯になっても仕方ない!の気持ちでした)
それでも食べたあとは水でお口をゆすいだり
食べたあとはお口の中が酸性になり
虫歯になりやすくなるため
キシリトール100%ガムや、当院でも販売して
いる歯科医院販売用のポスカFガム(フッ素入りで初期虫歯にも効果あり!)
を噛むようにしていました!
歯周病にかかっている妊婦さんは、
口腔状態の良い妊婦さんと比べて2〜7倍
早産や低体重時出産のリスクが高いと言われています!
そして意外なことに、この歯周病リスクは
飲酒や喫煙、高齢出産によるリスクを
上回る危険度なんです!!←怖いですよね
少しでもリスクを回避して
みなさんが安心して妊娠期を過ごせるように
つわりがひどく歯磨きするのが難しい場合の
対処法です♪
・食後に毎回お口をゆすぐ
・磨ける時にこまめに磨く
・ヘッドが小さめの歯ブラシを使う
・香りの強い歯磨き粉はさける
など試せそうでしたらぜひやってみてくださいね♪
そして安定期を迎えたら
歯科検診を受けることをおすすめします!
産後は赤ちゃんのお世話で忙しくて
なかなか歯科の受診も難しくなるかと思います。
妊娠中安定期を迎えたら
1度歯科検診にいらしてください♪
赤ちゃんに必要な物を買ったり
赤ちゃんの衣類を水通ししたり
お部屋をきれいにするのと
同じように
きれいなお口で赤ちゃんをお迎えするのも
出産準備のひとつですよ〜♪
お母さんはもちろんですが、赤ちゃんの
周りの大人の方のお口の健康が
赤ちゃんを守ることに繋がります。
大切な赤ちゃんのためにも
皆さんのご自身の健康のためにも
ぜひご家族で歯科検診を受けましょう♪