お口育て〜乳児編③
みなさんこんにちは。
歯科衛生士三橋です。
(現在育休をいただいております🙇♀️)
はやいもので今年もあと2ヶ月ですね🙌
11月で息子も5ヶ月を迎えました✨
この間公園に行ってきました↓
大人が外で遊ぶにはそろそろ厳しい寒さです😅
さて今回は赤ちゃんの発達について少し触れていきます🙋♀️
いままでのブログで屈曲姿勢(Cカーブ)を保つ「まんまる抱っこ」が、お口を育てるためにもとても重要とお話ししてきましたが、それは赤ちゃんの体の育ち(発達)にも大きな影響を与えます👀
赤ちゃんの発達には法則があり
発達の段階に合わせて必要な支援(サポート)
をする&不要なサポートをしないことが
赤ちゃんの”健全な発育”の鍵を握ります。
今回お話しする「まんまる抱っこ」も、正しい発達を獲得するための赤ちゃんに必要な支援(サポート)の一つなんです😲
まずは赤ちゃんの全身の発育(正しい発達)の
順番をみてみましょう💡
注視・追視
↓
腹ばい遊び
↓
寝返り・寝返り返り
↓
ピポットターン
↓
ずりばい
↓
ハイハイ・お座り
↓
歩行
赤ちゃんは、産まれてからの経験で学びを深めながら
↑上にある順番で姿勢&運動発達を獲得していきます!
それぞれの発達の段階に合わせた必要な支援(サポート)不要な支援については今後少しずつお話ししていきますね。
今日の主役💡「まんまる抱っこ」が
なぜ、正しい発達を獲得するために必要な
支援(サポート)なのかというと・・・
①屈曲姿勢を維持してお口がしっかり閉じる
②正しい呼吸や嚥下ができる
③軸がねじれないので中枢神経が安定する
→両手は胸の前が理想!
正しいまんまる抱っこができていると
↓こんな感じで、スリングの中では
両手が胸の前(体の真ん中)にきています✨
↑片手が落ちる抱き癖は問題ありです😭💦
④腕が前にくるため自分の手をみて焦点を合わせる練習ができる←距離感を学習
下のイラストのように中枢(体の真ん中)から末梢部(お口や手足など)と順番に発達していくため、
中枢(体の真ん中)を正しく覚えることは、赤ちゃんにとってとても大切です。
つまり、「まんまる抱っこ」は
お口育てに限らず、全身の健全な発育にも
とても重要な姿勢なんです☺️
ところが縦抱っこや斜め抱っこばかりしていると…屈曲姿勢は崩れ、体は過緊張😭
体のコリは、固い体をつくり😱
よく反る・・・まんまるが嫌いな子に・・・
そして
・お口ポカンの原因に…
・左右非対称の原因に…
左右非対称の例↓
体の軸が安定しないまま、発達していくと
手足の動かし方や曲げ方などに左右差ができたり、片方の腕や足しか使わない非対称なハイハイをする可能性が高くなります。
発達からみたらハイハイしていればいいんじゃないの?!
って思いますよね😳
でもただハイハイすればいいわけではないんです🥲
肝心なのは左右対称のハイハイ💡
そして、運動能力の基礎となる(体幹を鍛えます✨)ハイハイはたくさんしたほうがいいです🤣
もし左右非対称のまま成長したとして
正しい姿勢は身につけられるでしょうか?😱
正しい運動学習ができるでしょうか?😱
左右にズレがあると、骨盤のゆがみや内臓下垂がおきるため、姿勢が悪くなったり(歯並びに影響)冷え性や便秘、ぽっこりお腹などの原因になります。
そうならないためにもまずは
「まんまる抱っこ」で赤ちゃんをサポートしていきましょう😆
(両手が胸の前に左右対称にくるように意識してみてくださいね)
上の写真は体の軸がしっかりしており中枢神経が安定しているため、末梢部である両手が左右対称に体の真ん中にきています👀
とはいえ
お口と全身の育ちに良いことづくめな
「まんまる抱っこ」ですが、
どうも反ってしまうし
縦抱っこじゃないと泣き止まない!と
いうお母さん、いらっしゃいませんか?
体が凝って固くなってる可能性があります😣
ベビーマッサージやタッチケアで赤ちゃんを
優しくたくさんなでなでしてみてくださいね☺️💡
赤ちゃんも大人と一緒で体の凝りがほぐれると
“からだ”も”こころ”もぽかぽかしてくるので
よく見ると赤ちゃんの表情も体も柔らかくなってくるはずです☺️
それからまんまる抱っこにチャレンジしてみてくださいね。
「まんまる抱っこ」で
リラックスできることがわかれば
まんまる抱っこが心地よくなります。
赤ちゃんの心も
お母さんの心も
まあるく
まあるくなりますように☺️
最後まで読んでくださりありがとうございました😊