お口育て〜新生児編④
みなさんこんにちは!
歯科衛生士 三橋です。
(現在育休をいただいております🙇♀️)
先日2ヶ月を迎えた息子の写真です↓
ついに!自分の手を発見!?
自分の手に気づいてじっと見つめる行為を
ハンドリガードといいます。
だいたい生後2〜3ヶ月頃から見られる仕草です。
今まで気づかなかった自分の手に
ある日突然気づくなんてかわいすぎますよね☺️
ハンドリガードがはじまると
指しゃぶりやこぶししゃぶりも見られるようになります。
手を見つめたり、口に手を運んだりすることで
自分の手や体を認知して
赤ちゃんの脳は発達していきます!
赤ちゃんが手を口に運んだり舐めたりする行為には意味があったんですね😊✨
なのでこの時期の指しゃぶりやこぶししゃぶり、おもちゃなどをなめる行為は
発達のためにもどんどんさせてあげてくださいね☺️
赤ちゃんの発達のためにお母さんができる支援ポイント↓ (環境設定が大切です!!)
①ハンドリガードがしやすい姿勢=屈曲姿勢(Cカーブ)を意識する
→下の写真のように身体が進展していると背中が沿り、口に手を近づけたくても近づけられません…
新生児期の理想の姿勢(屈曲姿勢)についてはまた次回お話ししますね😳
②誤飲につながるような危ないものは周りにおかず、口に手や指などを運ぶ行為を見守る
(うちもそうなんですが…衛生面のことなどからついつい触らせないようにしていませんか?命の危険がない限り色んなものを自由に触らせてあげることも大切です!!)
③ミトンなどで手を覆わない
→指やこぶしをしゃぶることで手指とともに口腔粘膜や口腔周囲の皮膚に刺激を与えています!
顔にひっかき傷が出来ると可哀想で
ついついミトンをしてあげたくなりますが、発達のために我慢してみませんか?
(娘の時は傷がかわいそうで良かれと思ってミトンしていました😭
息子も爪がすぐのびてしょっちゅう引っ掻き傷ができていますが、発達のためにはないほうがいいと知ってミトンはしていません!赤ちゃんの爪ってやわらかいので傷ついてもすぐ治りますしね☺️)
生後2ヶ月の赤ちゃんの視力は0.01程度
大人と同程度の視力になるのは
4〜7歳といわれています。
視覚が未発達だからこそ、
手&口からの情報収集をして
(物の大きさや形、温度、味覚など)
学んで、経験して、脳を発達させていくんですね🤔
そうとわかればレッツトライ!!
まずはおへやを整理して、赤ちゃんに危険がない環境づくりをしてみましょう😆
そして、大切なのは
親が介入して気づかせるのではなく、
あくまでも赤ちゃん自身が
自らの手で口で
「触れて」「気づく(認知する)」ことが
大切です☺️
赤ちゃんが行う行為の意味がわかると
一瞬一瞬が尊く感じますよね☺️
一見、変わらないようで
毎日成長している赤ちゃん♪
赤ちゃんの仕草一つ一つが
成長の証✨
日々の成長を見逃さないように
知らず知らずのうちに
赤ちゃんの発達をさまたげてしまわないように気をつけながら
見守り隊は毎日出動です🏃💨