みなさんこんにちは。
歯科衛生士 三橋です。
(現在育休をいただいております🙇‍♀️)

今回は首すわりを促す練習の2つ目

についてお話しします🙌

 

前回のおさらいはこちら↓

☝️首は自然にはすわらないため練習が必要💡

☝️縦抱きは首への負荷が大きくその後の発達に影響してしまうため要注意⚠️

 

『首すわり』編 その2

前回は発達(首すわり)を促すための

『見る』練習についてお話ししましたが、

 

今回紹介したいのは

 

『うつぶせ』練習です💡

 

うつ伏せ遊びや腹ばい練習ともいいます!

そして欧米では

「タミータイム」とも呼ばれています☺️

仰向けで寝ていることが多いねんね期の

赤ちゃんを腹ばいの姿勢にして

体の発達を促す行為です🤩

欧米では1日20分のタミータイムが推奨されているそうです😲

うつ伏せ練習は、新生児期から可能ですが

心配な方は、生後1ヶ月前後から

徐々にはじめてみましょう😆🙌

ちなみに息子は嫌がらなかったので

生後21日からはじめてみました🙂

↑生後21日

生後1ヶ月前後は頭部を左右どちらかを向くことが多いです💡

⭐️うつ伏せ遊びの効果⭐️

・首や肩の筋肉が発達
・運動能力・脳の発達
・頭の形の変形を防げる
・呼吸器の発達

⚠️実施時のタイミングや注意点⚠️

①赤ちゃんの機嫌がいい時がおすすめです
→時間は何秒〜何分と嫌がらなければどんどん増やしていきましょう🙌

②授乳後すぐは吐きやすいためやめましょう

③絶対に赤ちゃんから目を離さないようにしましょう

④窒息の危険がある柔らかいマットなどの上ではなく、硬い床で行いましょう💡

(息子は上の写真のようにプレイマットの上やヨガマットをひいてやっていました☺️)

⑤最初は初めてなので泣くのは当たり前🤣
→かわいそう🥺ではなく、また一つ経験できたねーすごいすごい🙌とたくさん褒めて応援して、見守って、泣いても動じずに対応しましょう😆☝️

⑥赤ちゃんが不安にならないように向かいあって目線をあわせてあげましょう☺️✨

⑦泣いたり、姿勢を変えなくなったらやめましょう

⑧赤ちゃんもお母さんも無理はせず、遊びとして楽しみましょう

↑生後3ヶ月

だいぶ頭が上がり、前腕で体を支えられています💡

 

⭐️うつぶせ練習のここが凄い💡

☝️体で一番重たい頭を安定させることは、

からだの真ん中を学ぶことに繋がり、

そのことにより体軸が整います😲

 

からだの発達の法則でいうと

真ん中を覚えることで体軸が整い、

末梢部(手や足や口)が

動くようになるのです😲💡

 

そして

うつ伏せ練習で姿勢が安定してくると

首がすわる→寝返り→ズリバイ→ハイハイへとスムーズに繋がっていきやすいです💡

 

上の子の時は、どのように発達していくかは知っていても

発達に合わせた遊び方やかかわり方を知りませんでした😭

 

当時、上の子の育児を振り返ると

産まれてすぐは

授乳→おむつ替え→寝かしつけ→室温の調整など、赤ちゃんのお世話に精一杯😂

赤ちゃんの活動時間に合わせて生活することの大切さも知らず、、、大人に合わせた生活リズムになっていました、、、そりゃ生活リズムも整わないはずですよね😭

(赤ちゃんの生活リズムを整えることについては、とっても大切なのでまた今度お話ししますね😆)

日中は

赤ちゃんて寝てばっかりだなぁー

メリーに夢中になってて可愛いなぁー

首すわりやハイハイするまでは

たいして遊べないなぁー

なんてのんきに思ってました。

 

『ねんね期は遊べない⁉️』

 

なんて、とんでもない!

非常にもったいないことをしてた😱💦

 

新生児の赤ちゃんの1日は

大人にとっての数年と言われているくらい

成長・発達のスーパーゴールデンタイム!

この時期にいかに発達に合わせたサポートを

するかどうかが超重要😭☝️

 

発達について知った今だからこそ言える

スポンジのようにどんどん吸収して

ぐんぐん成長するねんね期だからこそ💡

そして、原始反射がみられる時期だからこそ😳

この時から(新生児期〜)のかかわり方が一番大事☝️✨

 

ちなみに原始反射とは

両手を広げてビクッとしたり

口に入ってきたものを吸う反射能力など

赤ちゃんがさまざまな刺激によって無意識的に反応する反射動作のことです。

原始反射の反射能力は成長に伴い消失するようになっています。

 

原始反射は

無意識に反射の動きがみられる(出現)

頻繁にこの動きがみられる(発達)

この動きが消失する(統合)

といったプロセスを経過していきます。

それぞれの反射の統合される時期は異なりますが、この統合がうまく行われないと

発達の土台がぐらついて成長することになるため

集中力がない

姿勢が悪い

感情のコントロールが苦手

など心身にさまざまな影響を及ぼすといわれています。

なので、新生児期からの働きかけで

たくさんの経験をさせてあげることが

心身ともに成長していくことへと繋がるのです🙌

 

※ここでの経験↑とは

今までブログでお話ししてきた

まんまる抱っこやまあるい寝床、授乳の仕方など、育児についてお話ししてきたこと全てを含みます☺️☝️

もちろん、今回の『見る練習&うつ伏せ練習』も

ぜ〜んぶ、

お口育て&健康なからだづくりに

繋がっているので

今からでも実践できる機会がある方には

ぜひ試してみてほしいです。

そして、

赤ちゃんの時に出来る(成長期真っ只中な赤ちゃんだからこそやってほしい😭💦)

ことがたくさんあるってことを

もっと多くの方に知ってほしいです🥺✨

 

 

だから歯医者だけど、

歯医者だからこそ、赤ちゃんの発達について

お話ししています☺️

 

発達に合わせたサポートについては

今回の『首すわり』編以外にも

「授乳」「抱っこ」「寝床」などなど

過去のブログでお話ししていますので

気になる方はぜひ見てみてくださいね☺️

 

年内の記事はこれで終了です。

みなさま良いお年をお迎えください。

ありがとうございました。

かえでファミリー歯科