口呼吸(お口ポカン)を改善しよう!〜坐骨で座ろう〜
こんにちは。歯科衛生士の吉田です。
このシリーズ(口呼吸を改善しよう!)を通し、
良い姿勢が口呼吸を改善するには大切とお話し
してきました。
座るときの姿勢で一番大切なのは、
骨盤を立てて坐骨で座る(坐骨座り)ということ
です。
そして足がきちんと床についていることも
大事です。
(↑前回のブログの内容です。まだ読まれていない方はぜひ読んでみてください。)
「骨盤」は「体を支える土台」です。
二足歩行を行う人間にとって、上半身を支え、
また下半身とのつなぎ目にもなっています。
立っていても、座っていても、
土台である骨盤を整えることが、
バランスの良い身体を作ることにつながります。
坐骨座りを身につけると、自然と骨盤を立てた
状態で座れるようになります。
まずは坐骨の位置を覚えましょう。
椅子に座り、お尻の下に両手をいれ、
お尻を前後に動かします。
このときゴリゴリと骨が手に当たると思います。
それが坐骨です。
わかったところで、坐骨で座ってみましょう!
ただし坐骨ならどこの部分が座面にあたっても
良いというわけではありません。
反り腰は、一見姿勢が良さそうに見えますが、
重心がずれてしまうため腰に負担がかかり
腰痛の原因となります。
最初のうちは坐骨座りができても、
長時間続けるのは難しいと思います。
座り直すたびに、意識して坐骨座りを
してください。
バランスが整ってくると坐骨座りが
一番楽な姿勢になるはずです。
体幹が弱い子供は、慣れるまではバスタオルを
お尻の下にいれて補助してあげると、
骨盤が固定されて楽に維持ができる
ようになります。
食事の時など家族みんなで意識して
座ってみてくださいね!
姿勢が良くなると、自然とお茶碗を手に持って、
よくかんで食べることが出来るようになりますよ。